
まだ無いモノをつくる

Aspeeedのお客様企業とのプロジェクトは、
・現場の困りごとを深掘りし、生産性を改善する
・データ活用による意思決定の正確さと速さを向上する
・ボトルネックになっている業務工程の自動化
などが多くありますが、新規の製品・サービスの企画・開発もあります。
新しい商品やサービス の開発についてデータとAIの活用と、
どう考え、何を見て、どのように取り組んだかを二つの事例でご確認ください。
※ お客様企業および経緯など詳細を抽象化し整えました。
Aspeeedは企業を特定できる情報を公開せず、お客様の安全と継続的な競争力を守ることを優先しています。
新しい商品・サービスには3つのハードルがある
実現に向けてハードルはおおむね3つです。
一つ目、作る価値の裏付け。
「多くのお客様に受け入れられる」「よく売れる商品・サービスになる」という手応えは、正しいことが多いです。しかし開発の承認を得るためには、その手応えを説明できる材料が必要です。
二つ目、適切な価格設定。
原価を積み上げることは当然として、買っていただきたい方が無理なく支払える価格が重要です。
三つ目、入手のしやすさ。
商品・サービスをどこで知っていただき、どこで買っていただくのか、そして入手後速やかに利用できるようにすることです。
事例① 新商品開発の一旦保留を提案
建築資材や工具、金物などを扱う流通業の会社です。
長年にわたって現場の道具を納めてきた実績があり、その知見を生かし、より付加価値の高い新商品を自社で企画したい。あわせて新しい販路も開拓したい。ご相談はここから始まりました。
初期構想は現場で働く方々を夏の暑さから守る商品です。
2025年6月に熱中症の報告体制と応急の手順を定めることが事業者の義務となりました。
現場の暑さ対策は、備えておくべきものへと変わり ました。狙いは的確でした。


現在の商品群の価格
最初にAspeeedが調べたのは現取扱商品群の実販売価格でした。
競合の多い商品群の一部が、いくつかの販路で定価を大きく下回る価格で売られていました。
価格は購入者が価値を測る大切な基準です。通常の価格で買った方が、後で大きく割引された価格を知れば、損をしたと感じます。その感覚は商品ではなく、販売した会社とブランドに向かい不信感へとつながります。
このような状況で新商品を発売したらどうなるか。
商品の良し悪しとは別のところで失敗します。原因が新商品ではなく、これまでの販売戦略にあるからです。
そこでAspeeedから新商品開発の一旦保留と、現在取り扱っている商品群の適正な販売価格の再設定および商品のマイナーチェンジを提案しました。
価格はデータと分析で決める
受注と出荷の記録、お客様の声とアンケート、市場の動きを示すデータ、これらを収集し、分析することで、どの商品が売れ、どの商品が売れず、どこに伸びしろがあるのかが見えてきます。
その上で収益を達成し、なおかつ他社と戦える価格を導き出しました。
この販売価格適正化プロジェクトを進め、効果を確かめながら新商品開発プロジェクトが本格化します。
ここでも種々の社内および公的なデータの分析により新たな市場を見極め、要望に応える商品を実現します。
事例② 思い出を「立たせる」新商品
画像の加工と印刷を手掛ける会社です。
すでに稼働している生産ラインと写真を美しく仕上げる技術をお持ちです。
これらを活かした新商品をECを軸にした新たな販売手法とともに立ち上げたい。ご相談はここから始まりました。
投資を抑えるためにも今持っている技術と設備の上に、新しい商品を生み出すことが求められていました。
デジタルカメラ、そしてスマートフォンが普及し、私たちが撮る写真の枚数はフィルムカメラの時代とは比べ物にならないほど増えました。
それでも写真を見る方法はプリントするか、画面で見るかであまり変わっていません。画面の中には何千枚とあるのに、部屋に飾られている写真は数枚です。
そこでAspeeedから提案したのは、「飾るカタチ」そのものを変えることでした。写真をアクリルスタンド化し、家族の成長、大切な記念、かわいいペット、これらをアクリルスタンドにして飾ります。これは既存の写真加工、印刷の技術がそのまま活かせる領域です。 ※ 以下の画像は説明用に生成AIで作成したものです。
提案1 写真を送信する、手元に届く

専用のサイトにアクリルスタンド化したい写真をアップロード。
色と輪郭はプロが整え、数日後、完成したアクリルスタンドが手元に届きます。
手に入れやすい価格で、1個から注文でき、工程の自動化などにより最短納期を実現します。
提案2 欲しくなった場所で、すぐ作る

アクリルスタンドが欲しいという気持ちが最も高くなる場所に、アクリルスタンドを作る機械を置きます。イベント会場、観光地などで撮ったばかりの写真をその場でアクリルスタンドにして持ち帰れます。
欲しい気持ちが最も高まる場所に、作る場所そのものを持っていく考え方です。
設置場所については、イベント動員や人流のデータから最も売上を期待できる場所を選びます。
提案3 ファンをもっと喜ばせ、楽しませる

米国ではZ世代を中心にCDの販売枚数が伸びています。2026年上半期は前年同期より16%増えています。CDを購入するZ世代のほとんどは、CDプレイヤーを持っていません。聴くためではなく、好きなアーティストの作品を手元に置き、部屋を飾るために買っ ています。
※ Luminate「2026 Midyear Report」(2026年7月公表)K-POPの作品を除いても、CDの販売枚数は6.7%増加と報告
CDにアーティストのアクリルスタンドを同梱して販売します。CDに加えアクリルスタンドもあれば、ファンはものすごく喜んでくれます。B2B取引となるため単価は下がりますが、多量の発注が見込めます。
最大の挑戦は「文化・習慣を変える」こと
これら3つの提案は別々の案ではありません。ただ一つです。
思い出の写真は写真立てに入れ飾る、という文化や習慣を変えることです。
専用サイトで、イベント会場の機械で、CDを開封で得られる同じ体験を配置しています。アクリルスタンドはすでに好きなキャラクターなどを飾るために使われています。しかし、思い出や大切な記念を飾るという用途は未開拓です。
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「どこから手をつければいいのか」という段階からで構いません。
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